作業場のメモ

家電などの設定記録や修理記録などの雑記帳

FreeCAD ネジのサイズ・ピッチを手入力し管用ネジのナット製作

FreeCADでは標準の機能の「HOLE」にてネジ穴を開ける機能があります。

しかし対応しているのはISO規格・UTS規格のみであり、ネジの外径やピッチを微調整するようなオプションは現在のところ無いようです。

今回、アドオンの「Fasteners」というワークベンチを使用して、配管等に用いられている管用ねじのナットを手軽に製作出来ましたので紹介します。

 

製作手順

1.アドオンマネージャーより「Fasteners」をインストール

2.穴あけをする適当な立方体を用意

3.「Add ISO ScrewTap~」でネジのベースを置き、以下の通りオプション設定

diameter Custom:おねじの最大外径+0.3程度のクリアランスを入力

pitch Custom:ねじのピッチを入力

thread:外径・ピッチを入力後にtrueにする

 

今回はG3/8のため

diameter Customは規格値16.662mm+0.3mmのため17mmとしました。

pitch Customは規格値1.3368のため、とりあえず1.34mmとしました。

 

4.あとは適当な立方体から出来たネジを減算処理すれば完成です

 

印刷は0.4mmノズル、レイヤー高さ0.15mmで印刷してみましたところ、写真の通りすんなりと入ってくれました。

タツキも無いのでシールテープを巻けば水密性も期待できそうです。

本当はISO規格のネジ山角度は60度、管用ねじのネジ山角度は55度と違いがあるのですが入ったのでヨシ!

(試算してみた)おひさま昼トクプラン+昼間沸きあげで電気代は?

九州電力が新たに「おひさま昼トクプラン」なるものを発表しました。

昼間の10時~16時の電力単価を安くして、この時間帯にエコキュートの沸きあげや蓄電池の充電をして下さいねというプランのようです。

九州は特に太陽光が普及しきっており、晴れた日のJEPXスポット市場(30分ごとの電気の市場価格)は極端に安くなってしまうこともありますので、その調整のために昼間に使ってほしいという意図は理解できます。

ではプラン変更した場合に電気代がどうなるか、実際のところはやってみないと分からない話ではありますが、ざっくりと試算をしてみました。

※あくまで家電が多い我が家での試算です。試算は各々の家庭で行う必要があることをご留意ください。

 

前提条件

以下が我が家の状況です。

  • 太陽光発電有り(パワコン5.5kW)
  • 蓄電池無し
  • 給湯はエコキュート(370L)
  • 昼よりも夜間の使用量が多い
  • 家電が多いためトータルの使用量も多い
  • 現在は深夜電力プラン

深夜にはエコキュートの他に、エアコン・衣類乾燥機や食洗機、朝方には炊飯器等が稼働しているために夜間の使用量が増えているものと思われます。

 

試算方法
  • 電力会社のWEBページにて、指定した日の0時台~23時台の1時間毎の電力使用量を見ることができるため、こちらのデータを使用します。
  • 春夏秋冬のそれぞれの季節にて、祝日の無い一週間を無作為に選び、日曜から土曜までの7日間の1時間毎の電力量を表計算ソフトに全てコピペします。
  • 1時間毎に深夜電力プランの場合の電気代、昼トクプランの場合の電気代を全て表計算します。
  • 昼得プランにした時はエコキュートを昼間沸きあげに変更しますが、過去の電力量データは夜間沸きあげしているためそのままでは比較できません。今回は以下※の式より、とりあえず試算した昼得プランの一日の合計電気代を約-50円して深夜電力プランと比較します。

エコキュートの消費電力を5kWhと想定します。(気温により変動しますが)

昼得プランにした場合、夜間沸きあげをやめるため、5kWh×昼トクプラン深夜単価約18円を引く。

昼間沸きあげとするため、一週間のうち5日は晴れて7円/kWhで売電する予定の太陽光電力を使用、2日は曇りで13円/kWh前後で買電するものとして、5kWh×平均8円弱の電気を昼間沸きあげに使ったものとする。

 -(5kWh×18円) + (5kWh×8円) = -50円

実際に春の一週間分について計算したものがこちらです。

これと同じものを夏・秋・冬も作ります。

 

試算結果

試算したデータより、季節ごとに深夜電力プランと昼得プランを比較しました。

縦軸は試算した各曜日の一日トータルの電気代です。

まずは春です。

平日は昼トクプランが得、休日は深夜電力プランが得となりました。

一週間トータルでの差が0.84円のためほぼ誤差と言えます。

春は昼得プランのシフトタイムでも発電するため、昼得プランの昼間料金は抑えられますが、夜間の単価や深夜電力プランより若干上がるため、土日で衣類乾燥機を回した際に電気代の上昇が見られたと考えています。

 

次は夏です。

太陽光発電に関しては春と同じですが、夜間の電気使用量そのものが春よりも少ないため、昼得プランのほうが得する結果となりました。

エコキュートや衣類乾燥機(ドラムのヒートポンプ式)の消費電力低下、抽出した日付がほぼ晴れで昼間購入した電気がかなり少ないが要因ではないかと考えています。

一週間トータルの差は昼トクプランが213円安くなりました。

 

次に秋です。

平日はそれほど差が見られず、休日は深夜電力が得する結果となりました。

11月中旬のデータを取ったため、気温がある程度下がることによって夜間の電力量が増えたことが影響しているのではと考えています。

一週間トータルの差は昼トクプランが113円高くなりました。

 

最後に冬です。

一週間の全て昼得プランのほうが高くなってしまいました。

冬は太陽光の発電量が落ちるため、シフトタイムに購入する電気が増えたこと、夜間の電気使用量も増えていることが要因ではないかと考えています。

一週間トータルの差は昼トクプランが527円高くなりました。

 

総評

今回の試算では、あくまで我が家の各季節1週間のデータによるものですが、昼得プランへの変更は夏は得・冬は損という結果になりました。

我が家は夜間の電気使用量が多いため、昼得プランの深夜単価上昇が電気代に現れたものと考えていますが、夜間の使用量が低いご家庭であれば昼得プランのほうがメリットも出るのではと考えています。

ただし、太陽光がFIT期間中の場合は要注意です。

今回はFIT終了後の売電7円/kWhの電気でエコキュートを動かすものとして試算しました。

FIT期間中であれば、例えば昼間14円前後で電気が買えるのに、売電20円/kWh程度で売れるはずの電気でエコキュートを動かすことになります。

(売電価格20円で試算すると、夏場でも深夜電力プランのほうが良いという結果になりました)

太陽光の発電量・パネルの向き・電気の使用量など、個々の家庭によって計算する必要があるかと思いますが、FIT期間中の方は計算したうえでプラン変更を検討することをおすすめします。

深夜電力プランでのエコキュート昼間沸きあげで電気代はどうなる?

(本内容は2024年4月からの九州電力おひさま昼トクプラン導入で結論が変わる可能性があります)

 

オール電化である我が家にとって冬場の電気代は悩みの種です。

冬場の電気代を抑える方法は無いかと考え「エコキュートは昼間湧きあげのほうが意外と得では?」思ったので、2023年11月より実験してみました。

 

とりあえず思いついた昼間湧きあげのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット
  • 夜より昼のほうが気温が高いため熱交換効率がよい(消費電力は少なくなるはず)
  • 昼間沸かしてその日の夜に使用するため、保温時の熱のロスが少ない
  • 太陽光発電のFIT終了後であれば、売電より使用したほうが得(FIT期間中でも売電価格によっては得かも)
デメリット
  • 消費電力が少々下がったところで昼間の単価が高いのでトータルの電気代は高くなるかも
  • 晴れの日は太陽光が発電するので良いが、雨の日は昼間の高い電気単価で沸かすことになるためトータルではやっぱり高くなるかも
  • 夏場は夜間の気温もそこそこあるため、熱効率がほぼ変わらない(=消費電力が変わらない)と思われる。その場合は昼と夜の単価差の分だけただ電気代が高くなるだけ(2024年4月からの九州電力おひさま昼トクプランで変わる?)

 

エコキュートはエアコンと同様に熱交換による加熱を行いますので、湧きあげに必要な電力は気温に左右されます。

気温による効率の変化は取扱説明書に「中間期加熱能力/消費電力」「冬期加熱能力/消費電力」等の記載で示されています。

そして我が家のエコキュートの値は以下のとおりです。

  中間期加熱能力/消費電力:4.5kW / 1.00kW (気温16度)

  冬期加熱能力 /消費電力:4.5kW / 1.50kW(気温 7度)

つまり気温が低い時期においては、気温が9度上がれば同じ水温・同じ水量を湧きあげる消費電力が3割ほど減るということになります。

  ※効率には限界があるため、気温が高いほど効率が良いというわけではありません。そのため夏場の効率が驚くほど良いということにはなりません。

 

というわけで、やってみないと実際のところは分からないので実験してみました。

実験方法
  • エコキュートを昼間沸き揚げとするため、時刻を12時間進めた
  • 夜間に追加湧きあげを出来るだけしないよう、ピーク停止を有効にした
検証方法
  • データは電力会社の明細より、平日昼間電力量・休日昼間電力量・夜間電力量・最高気温/最低気温の値を使用します。
  • 11月中旬頃より実験開始したため、とりあえず12月・1月のデータを使用します。
  • 前年同月の明細と比較します。
  • 明細の算定期間の日数が異なるため、月明細の電力量を日数で割った一日平均の平日昼間・休日昼間・夜間電力量をそれぞれ算出します。
  • 算出した電力量に最新の深夜電力プランの単価をかけたグラフが以下となります。

結果、1000円~1500円ほど電気代上がりました。

しかも上記計算には含んでいませんが、太陽光の売電量も減っているはずですので、実際の差はそれ以上と思われます。

最高気温・最低気温は2024年のほうが1度高かったですが、誤差の範囲と思われます。本当は最高最低ではなくエコキュートの稼働時間帯気温を測定すべきなのでしょうが、データがないので不明です。

 

結論

まだまだサンプリング数が少ないため、少なくとも4月までは実験を継続してみようと思います。

ざっくり試算したところ、新しく発表された昼得プランであれば電気代削減が期待できるので、4月以降にプラン変更して様子を見たいと思います。

 

我が家において、おひさま昼トクプランにした場合の電気代を試算してみました。

workshopmemo.hatenablog.com

 

プロジェクターをある程度選ばずにスクリーンとサブウーファーアンプを連動化

プロジェクターで視聴する際に面倒になるのがスクリーンの出し入れです。

今回はスクリーン開閉用の端子(以下トリガー端子)が無いプロジェクターで、電動スクリーンを連動化させたのでメモとして残します。

またついでにサブウーファーアンプも連動化しました。

 

【注意】

・すべてのプロジェクターで動作する保証はありません

・スクリーン側は機種を選びます(トリガー端子が無いものは対象外)

・はんだ付けが必要です

 

使用したスクリーンはこちら、AKIA 電動スクリーン 100インチ

 

過去記事でも記載しておりますが、こちらのスクリーンのリモコンにはトリガー端子用のジャックがついております。

workshopmemo.hatenablog.com

そして連動化するために使用するものがこちら。

(当方所持品は上記の商品よりかなり古いやつのため上記商品でいけるかわかりませんが、同じIC記憶式のためいける可能性が高いかと)※試す際は自己責任で!

 

この連動タップにプロジェクターの電源を接続し、プロジェクター電源オン時の電流を記憶させます。

※ただし消費電力が低いミニプロジェクターなんかはオン・オフの認識が上手くいくかわかりません。

 

次に用意するのがこちら

そこら辺に転がってた適当なUSB電源+USBケーブル↔モノラルイヤホンケーブルです。

余ってたUSBケーブルとモノラルイヤホンケーブルをぶった切ってはんだ付け・熱縮チューブ保護しました。(ケーブル古くて汚いけど使えるからヨシ!)

なおモノラルプラグの先端を+5Vとしています。(逆接続した場合にどうなるかは試してないので不明)

これを連動タップのコンセントに挿せばプロジェクターに連動して5V出力を出すことができますので、あとはプラグを写真右側のスクリーンのリモコンに挿せば完成です。

 

これでトリガー端子がなく、USB端子が常時5V出力のプロジェクターでも、スクリーンを連動することができました。

 

当方では連動タップの余った口にサブウーファーのアンプを接続しました。

(注意点としてサブウーファーアンプの電源はトグルスイッチを使用したものなど、コンセント側のオンオフで機器本体の電源がオンになるものを使用する必要あり)

ちなみにこちらを買いました

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07L4VMCRD/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&psc=1

 

AVアンプはプロジェクターとHDMI接続で連動するのですが、サブウーファーアンプの電源も連動できるようになったので非常に便利です。

唯一気になる点はプロジェクターの電源オフ時にウーファーからポップノイズが鳴ることくらいでしょうか(使用するサブウーファーアンプによるものと思いますが)

まあ電源オフ時のポップノイズくらい気にならないですし便利だからヨシ。

Tronxy XY-2 Pro ビルドプレート反り対策にPEIシート導入

Tronxy XY-2 Proを使用していますが、本体付属品のプラットフォームシートにおいてビルドプレートの反り対策が課題となっていました。

標準品のシートはベッドに対して四隅をWクリップで止めるだけの簡易なものですが、ABSフィラメントの収縮でちゃんと定着しているもののプレートそのものが歪むため、結果的に定着面が歪む問題が発生していました。

そこで、傷んだシートの交換と定着面の反り対策として、PEIシートを試してみました。

 

今回はAliExpressで購入しました

https://ja.aliexpress.com/item/1005006198434969.html?spm=a2g0o.order_list.order_list_main.17.2aae585a0uY99E&gatewayAdapt=glo2jpn

254mm × 254 mm のマグネットーシート付き(with base)です、3000円ちょっとでした。

マグネットシートには初めから両面テープが付いているため、取り付けはベッドにマグネットシートを貼り付けるだけで完成です、非常にお手軽です。

 

というわけで比較です、まずはPEIシート導入前、標準シートです。

写真はレベリングの状態です、Tronxy XY-2 Proは印刷面積が広いこともあってなかなか平面が出づらいです。

微調整を繰り返して、どうしても合わないところにアルミホイルを敷いてみたりとやりましたが、誤差0.5以下にすることは無理だと考えあきらめました。

 

続いてABSフィラメントを使用した印刷物の状態です。

ABSの収縮によるシートの波打ちが激しいです。

フィラメントの吸湿により表面が粗いですがそこは気にしないでください。

 

次にPEIシート導入後の写真です。

まずはレベリングです、わりとすぐに誤差0.3以下にすることができました。

もう少し追い込めそうですが面倒なのでとりあえずヨシとします。

 

そして印刷物です、シートの波打ちが無くなりました、マグネットシート万歳。

左がPEIシート使用、右が標準シート使用です。

ばっちり底面の反り対策ができました。

また印刷物を剥がす際も、標準シートよりは剥がしやすかったです。PEIシートに残ったスカートについては、苦労すれば爪でなんとか剥がせるというレベルの定着具合でした。

 

PEIシートのメリットとしては

・ベッドに対し点ではなく面で固定するため、反り対策ができる。

・印刷物が剥がしやすい

・レベリングがし易い

などが使用してみた感想です、正直早く変えとけば良かったと思っています。

 

デメリットとしては標準シートよりは価格が高いことでしょうか。

ただよほど耐久性が悪くない限りはメリットが勝るので、PEIシート導入はおすすめです。

アクロス250 イグナイタの電解コンデンサー交換

アクロス250のイグナイタを分解し、電解コンデンサを交換したので記録として残します。

 

まずバイクの症状としては以下のとおりです。

・始動性が悪い(夏場でもコールドスタートにはチョークが必要)

・アイドリングが安定しない(まるで2気筒みたいなエンジン音)

 

ツインキャブなんてこんなもんか?と思いながらイグナイタの一次側電圧16V化を検討していました。

しかし古いカタナ等でイグナイタの電解コンデンサーを交換修理する記事を複数見つけました、電解コンデンサーは有寿命品のため交換を試してみました。

 

というわけでイグナイタの分解写真です。

ドライヤーで温めながらマイナスドライバーでこじると基板を引き出せました。

交換する電解コンデンサーは35V47uF x2個、25V10u x3個です。

 

交換状況です。

今回はせっかくなので固体コンデンサ導電性高分子アルミニウム固体電解コンデンサ)を用意しました。

通常の電解コンデンサーと比較して電気的寿命が飛躍的に伸びます、これでもう悩まされることはないはず。

が、35V47uFのラジアル型が見つからなかったので仕方なく47uFのみ表面実装タイプを用意しました、切り落とした元の電解コンデンサの足にはんだ付けします。

(その後、秋月でラジアル型が普通に売ってあるのを見つけました、そのうち交換します)

振動で表面実装タイプのハンダが外れないか心配ですが、しっかりはんだ付けしたしホットボンドで固めるからヨシ!駄目なら普通の電解コンデンサーに変えればいいからヨシ!ということで。

ケースに戻して完成です。

 

バイクに戻して試運転した結果は以下のとおりです。

・アイドリングが安定しました(回転数を上げると4気筒の音がします、アイドリングでは2気筒のような気がしますがツインキャブだから仕方なし?)

・始動性が改善しました(冬場のためチョークは必要ですが)

もっと早くやれば良かったです。

 

なお今回はFET化は行っていません。

FET化によるスイッチング速度向上によりイグニッションコイル2次電圧向上は確かに期待できるのですが、イグニッションコイルにかかる負荷が未知数であること、万が一コイルを焼いたときに交換部品をすぐに用意できないことから見送りました。

 

そのうちイグニッションコイルを交換したら改めてFET化いチャレンジしたいと思います。

アクロス250 Amazon販売の格安燃料ポンプに交換

出勤しようとバイクに乗りおよそ5分、突然エンジンが息つきはじめ信号待ちで止まりました。

バッテリーが弱る中、必死に押しがけしましたがエンジンはかかりません。

梅雨明けの湿った空気に照りつける太陽という最悪のコンディションの中、全身汗だくになりながら気合で押して帰りました。

 

燃料系統が怪しいと思って調べてみると、キルスイッチオンでいつも聞こえてくるダイヤフラムポンプのダカダカ音が聞こえませんでした。

試しに燃料ポンプのケツをスパナで軽く叩くとダカダカ音が復活し直りましたので内部で固着していたようです。

 

さすがにこのままだと再発しそうなので以下のポンプを購入しました。

 

本当は純正ポンプが良いのですが

・車両が古すぎて純正部品があるかわからない

・あっても値段が高いだろう(未調査)

・中古は再発の可能性がある

ということで、Amazonで3500円程度の上記のものを注文しました。

 

左がAmazon購入の新品、右が車両に付いている既存のポンプ

 

コネクタは同じ、ホース差込部の径も同じ、ホース差込部の長さが若干長くなったくらいです。

ただし新品はステー取付部の幅が少し狭くなっていました。

ダイヤフラム部のカシメに干渉してうまく付きません。

ならばと黒色の配線部カバーのネジを緩めてカバー位置をずらしたところ、カバー取付ネジの長さが足りなくなりました。

元々ネジの長さがギリギリだったようです、というわけでネジをちょい長めのものに交換します。

手持ちに皿ねじしかありませんでした、まあ見えないところだしとりあえず締まればヨシ!

交換完了後の写真です。

なお新品のポンプには燃料フィルターとホースクリップが付属してきました。

が、フィルターはまだ交換しなくて良いかなと思って既存のまま、ホースクリップは径が合わない(ブカブカ)ためこちらも既存流用しました。

 

というわけでステー移植以外はポン付けで取り付けができました。交換後は無事にエンジンもかかり、毎日快調に走ってくれています。

(安いため耐久性だけが心配ですが)