久々に任天堂64で風来のシレン2の最果てに挑戦していますが、64の機嫌がいつの間にか非常に悪くなっていました。
症状は以下のとおりです。
- 突然本体がリセットされる
- 突然画面が消えて電源を入り切りしないと元に戻らない
- 入り切りしても元に戻るときと戻らない時がある
- 機嫌がいいときはなかなか落ちない、けど落ちるときは落ちる
- 画面が消えたりリセットされているとき、電源ランプは点きっぱなし
風来のシレンであれば突然のリセットでも途中から復帰できるので遊べないことはないですが非常にストレスなのでなんとかします。
症状から電源電圧が不安定な可能性があります。
というわけで電源ユニットを分解します。
ネジは任天堂のいつもの星型ネジです、特殊ドライバーをまだ持ってないのでマイナスドライバーやラジオペンチを駆使して気合と根性で回します。(怪我に注意)
というわけで中身です、中央のトランスがケースにテープで接着されており剥がすのに苦労しました。おそらく放熱テープですかね。
調べたところ電解コンデンサはパンクしていないようですが、電源電圧がおかしいです。
ケース記載の電圧はDC3.3V・DC12Vですが、測定値は3.49V・10.78Vでした、12Vラインが低い気がします。
一応出力電圧調整用の半固定抵抗は付いていますが、3.3Vラインと12Vラインのどちらも電圧が増減し、個々に調整はできないようです。
12Vラインの電圧低下を調査しましたが、何が原因かはわかりませんでした。
というわけで最終的に半固定抵抗で出力電圧を3.66V・11.3Vに調整しました。
12Vラインの電圧がまだ足りていませんが初期値よりマシなのでヨシ。
3.3Vラインの電圧が10%ちょい高いですが、3.3Vという低い電圧の10%なのでとりあえずヨシ。(適当)
組み直してテストしたところ無事?に電源が落ちなくなりました!
3.3Vラインの過電圧が非常に心配でどこかの部品の寿命を縮めてる気もしますし発火しないとも限りませんが、今のところ本体は正常稼働しているのでヨシ。
まあ流石に心配なのでシレン2が移植されるまでのつなぎとしてハードオフで電源ユニットだけ買ってくるとします。(移植はいつになることやら)